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ホームページの基礎知識
画像について

ホームページで使用する画像の種類や使い方について


 現在、ホームページで使用される画像には主に3つの種類があります。
それぞれの画像形式には特徴(長所・短所)があるため、保存する画像によって使い分けるのが一般的です。
 このページでは、それぞれの画像形式の違いや、使い方などをご説明したいと思います。

 

GIF形式

JPEG形式

PNG形式 (*1)

ファイル圧縮 する する する
圧縮率 指定不可 指定可 指定可
画質の劣化 なし あり なし
色 数 256色 フルカラー 256色
フルカラー
透過保存 不可 可 (*2)
アニメーション 不可 不可
適した画像 ・アイコン
・バナー等
・写真
・大きな画像
・アイコン
・バナー等
・写真等 (*3)

読み方

ジフ ジェイペグ ピング
拡張子 GIF JPG/JPEG PNG
ライセンス(*4) ノンフリー フリー フリー
           
*1 古いバージョンのブラウザでは対応していないことがあります。
*2 ブラウザーによっては透過せずに表示されることがあります。(NN4.xなど)
*3 写真など色数の多い画像の場合はファイルサイズが大きくなります。
*4 ライセンスフリーの形式はフリーウェアツールでも加工・保存ができます。

 さて、上に一覧を載せてみましたが、現在のところ最も多く使用されているのがGIF形式とJPEG形式です。
 
 表にもありますように、GIFとJPEGでは保存に適した画像が異なります。
そのため、この2つの形式を上手く使い分けるのがベストなのですが、GIF形式で保存できるソフトというのは、ライセンスの関係で全て市販品かシェアウェアソフトとなってしまいます。(例
Paint Shop Pro

 このGIFライセンス(特許)は、国内では2004年に特許が切れるそうなのですが、この特許問題のために、GIFに代わる形式として普及しはじめたのがPNG形式なのです。

 PNG形式はGIF画像に代わる画像形式として、年々使用率も高くなっているのですが、まだ一部のユーザーが使用している古いバージョンのブラウザーではこの形式に未対応のものがあるため、すぐさまGIF形式からの移行とはいかないようです。
 また、PNG形式ではアニメーション表示ができないため、アニメーションに対応したPNGの発展型として、MNGという形式が開発されているそうです。

 ※ブラウザーはセキュリティバグの問題などもありますので、常に最新版を使用し、セキュリティ情報にも常に注意をする必要があります。
         

それではWEBショップで使用する画像形式は?

全てのブラウザーでの表示を優先

 ○ アイコンや小さな画像・・・ GIF形式
 ○ 写真や大きな画像・・・ JPEG形式

最新ブラウザーでの表示を優先 (IE6.0・NN6.0以降)

 ○ アイコンや小さな画像・・・ GIF / PNG形式
 ○ 写真や大きな画像・・・ JPEG形式

(GIF形式とPNG形式)

GIF形式では背景色の透過や、アニメーションを作成することができます。PNG形式の場合には透過画像は作成できますが、アニメーションは作成できません。
     

 

JPEG / PNG 保存できるフリーウェアソフト

JPEG形式
 ○ SmaHey
 ○ 縮小専用

PNG形式
 ○ PNG Saver

その他: ベクターソフトウェアライブラリ「グラフィック変換」
          

 

JPEGの圧縮率指定とファイルサイズ

JPEGやPNG形式では、画像保存の際に圧縮率が指定できます。
JPEG形式の場合、圧縮率を高くすると画像のサイズは小さくできますが、その分画質が劣化します。
反対に圧縮率を小さくすると、画質の劣化は少なくなりますが、その分ファイルサイズが大きくなります。
     

      
それでは、ホームページで使用する画像は、どの程度のファイルサイズが好ましいのでしょうか?

一般的には、20〜30KB(キロバイト)程度の画像であれば、同一ページに複数の画像を表示させてもあまり見に来た人の負担にはなりません。(1ページ30枚とかは厳しいですが・・・)

しかし、商品を大きく綺麗に見せたい場合には、30KB程度のファイルサイズでは厳しいものがあります。

そこで、最初に小さな画像を表示しておき、画像をクリックすると大きな画像が開かれるという方法が、表示上の負担にもならず便利な方法だといえると思います。
このような表示方法を、「サムネイル」と呼びます。

大きな画像のサイズについては、おおむね100KB以内が限度となりますが、100KBの画像でも、電話回線やISDN回線では表示にある程度の時間がかかります。

従って、JPEG形式で保存する際には、画質を損なわない範囲でできる限りファイルサイズを小さくすることが肝心です。
画質の劣化を最小限に抑えた状態で、50〜70KB程度に圧縮できればあまり表示上の問題とはならないと思います。

 

注意点!

画像をサムネイルさせる場合には、大きさを縮小しサイズを小さくした画像(プレビュー画像)と、大きく表示させる画像の2枚を用意するのが好ましいと思います。

ごく希に、大きな画像をHTML上のサイズ指定でただ小さく見せていることがありますが、その方法では最初から大きなサイズの画像を読み込むため、表示上の負担となりかねません。

プレビュー画像と大きな画像の2枚を使用する場合には、プレビュー画像分を最初に余計に読み込む必要があるのですが、大きなサイズの画像を表示するか、しないかは、訪問者の方が判断できるようになるんですね。

(サムネイル画像のサンプル)
画像をクリックすると大きな画像が見れます

画像をクリックして下さい
面白そうなので韓国から輸入してみたカップ麺群
           

 

素朴な疑問 Q&A

アイコン・バナーなど小さな画像をJPEG保存したら?

保存自体には問題はありません。写真などを使用する場合には、256色のGIFでは色が正しく表現できないこともあります。
ただ、JPEGの場合は圧縮をかけると画質が劣化しますので、画像によってはぼやけた表示となることがあります。
また、JPEGは透過保存ができませんので、背景を透かしたい場合には使用できません。

写真や大きな画像をGIF保存したら?

これも保存はできますが、一般的にはファイルサイズがかなり大きくなります。訪問者の表示上の負担となりますので注意して下さい。(色数もフルカラーではなく256色となります)

BMP形式は使えないの?

BMP形式もWindowsでは表示されますが、圧縮されていないためファイルサイズが相当大きくなり、WEB画像にはあまり向きません。

透過画像ってなに?

透過とは、指定した色を透明にすることです。
画像は全て四角いキャンバスに描かれていますので、背景などを透過させることにより、キャンバスを見えなくすることができます。

透過画像
透過画像(GIF形式)

非透過画像
非透過画像(GIF形式)

アニメーションGIFってなに?

GIF形式の場合、パラパラ漫画の要領でアニメーションを作成することができます。(下の画像は7コマからなっています)

アニメーションGIF
アニメーションGIF

Animation GIF Makerや市販ソフトで作成できます。
        

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