JPEGやPNG形式では、画像保存の際に圧縮率が指定できます。
JPEG形式の場合、圧縮率を高くすると画像のサイズは小さくできますが、その分画質が劣化します。
反対に圧縮率を小さくすると、画質の劣化は少なくなりますが、その分ファイルサイズが大きくなります。
それでは、ホームページで使用する画像は、どの程度のファイルサイズが好ましいのでしょうか?
一般的には、20〜30KB(キロバイト)程度の画像であれば、同一ページに複数の画像を表示させてもあまり見に来た人の負担にはなりません。(1ページ30枚とかは厳しいですが・・・)
しかし、商品を大きく綺麗に見せたい場合には、30KB程度のファイルサイズでは厳しいものがあります。
そこで、最初に小さな画像を表示しておき、画像をクリックすると大きな画像が開かれるという方法が、表示上の負担にもならず便利な方法だといえると思います。
このような表示方法を、「サムネイル」と呼びます。
大きな画像のサイズについては、おおむね100KB以内が限度となりますが、100KBの画像でも、電話回線やISDN回線では表示にある程度の時間がかかります。
従って、JPEG形式で保存する際には、画質を損なわない範囲でできる限りファイルサイズを小さくすることが肝心です。
画質の劣化を最小限に抑えた状態で、50〜70KB程度に圧縮できればあまり表示上の問題とはならないと思います。
注意点!
画像をサムネイルさせる場合には、大きさを縮小しサイズを小さくした画像(プレビュー画像)と、大きく表示させる画像の2枚を用意するのが好ましいと思います。
ごく希に、大きな画像をHTML上のサイズ指定でただ小さく見せていることがありますが、その方法では最初から大きなサイズの画像を読み込むため、表示上の負担となりかねません。
プレビュー画像と大きな画像の2枚を使用する場合には、プレビュー画像分を最初に余計に読み込む必要があるのですが、大きなサイズの画像を表示するか、しないかは、訪問者の方が判断できるようになるんですね。
(サムネイル画像のサンプル)
画像をクリックすると大きな画像が見れます
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