CGI (Common Gateway Interface)とは、簡単に言ってしまうとWEBサーバーとブラウザ側で双方向のデータのやりとりができるプログラムのことです。
通常のホームページの場合は、ブラウザからの要求(URLの入力など)によってHTMLファイル(ホームページ)や画像ファイルが送信されてくればデータのやりとりは完了します。
CGIプログラムの場合には、ホームページを送信するだけでなく、様々なデータを受信し、再度送信するといった作業ができます。
一般的なところでは、掲示板、チャット、アクセスカウンタ、メール送信フォームなど・・・
その他にもアイデア次第では、様々な使い方ができるのがCGIプログラムなのです。
ワンポイント!
普通のホームページの内容は、見ている人には書き換えることはできません。
しかし、掲示板は見ている人が自由に書き込みをして、内容を追加することができますよね、CGIとはそういったプログラムのことを指します。
よく行くページに掲示板があれば、そのURLを見て下さい。最後に****.cgiと書かれていれば、それはCGIプログラムです。(中にはhtmlなどとなっている場合もあります) |
小規模WEBショップで商品の受注などに使用するショッピングカート、メール送信フォームなどもCGIプログラムです。これらのプログラムは、受注した内容(送信されたデータ)を受け取り、指定されたメールアドレスへと電子メールを送信してきます。
掲示板などの場合には、通常のホームページと同じくHTMLファイルを出力するのですが、このように電子メールの送信も、CGIプログラムでは行うことができるのです。
Sendmail
機能
CGIプログラムを使用して商品の受注を行う場合には、CGIプログラムが電子メールを送信するための、Sendmailという機能がWEBサーバー側に必要となります。このSendmail機能に関しては、スパム・迷惑メール防止のため、サーバーによっては利用できないところもあるので注意が必要です。
ご自身のWEBサーバーにショッピングカートなどを設置したい場合には、CGIプログラムの設置ができるかどうか、Sendmailが使用できるかどうか、この2点を確認して下さい。 |
WEB上には、有料・無料のCGIプログラムが多数公開されています。
もし掲示板を設置したいと思ったら、サーチエンジンで検索を行えば、様々な種類の掲示板プログラムを見つけることができます。(掲示板は無料で使えるものが多いです)
ショッピングカート、メール送信フォームも有料・無料で公開されていますので、それらをダウンロードしてくれば、ご自分の使用しているサーバー上で設置することができます。
設置には多少知識も必要となりますが、多くの公開サイトでは設置方法などが説明されていますので、サーバーのサポートページの説明内容とあわせ、ゆっくり取り組めば自分で設置することもいずれ容易にできるようになります。
しかし、ホームページサーバーの中には、CGIプログラムの設置が許可されていないことも多いので注意が必要です。
CGIプログラムは、通常のホームページに比べると、データのやりとりがかなり頻繁に行われます。ですから、サーバーの動作などにも影響を与えてしまいますので、設置が許可されていないケースも多いのです。
ホームページサーバーをレンタルする際には、このCGIプログラムが設置できるか、できないか、そこも重要なポイントとなりますので、よくご検討下さい。
CGIプログラムの設置に必要なFTPソフト
CGIプログラムを設置する場合に必要となるのが、FTPソフトです。
FTPソフトを使用し、CGIファイルや記録ファイルを送信して、その後パーミッション(アクセス権)を設定します。
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